需要が高いのは介護職
介護職は利用者の暮らしを支える仕事
需要が高いのは「介護職」

実際に働く上でどんな選択肢があるのか、詳しく見ていきましょう。札幌ではさまざまな職種の求人を見かけますが、その中でも特に需要が高いのは介護職です。自分に合った働き方ができるので、ライフスタイルが変化しても長く続けられますよ。
全国的に高齢者の割合が増加していますが、北海道は全国平均を上回る速さで高齢化が進んでいます。2021年10月の時点で北海道の65歳以上の老年人口の割合は32.5%でした。全国平均の28.9%を超えています。年々増加する高齢者数に対し、介護や医療サービスへの需要が急増しているのが現状なんですね。しかし、若年人口は減少傾向にあり、年少人口(14歳以下)の割合は全国平均を下回っています。状況はますます深刻化し多くの施設で人材を求めていますが、求職者にとっては売り手市場なので、チャンスだと考えられます。
さまざまな働き方ができる
「介護職=3K(きつい、汚い、給料が安い)」というイメージを持っている人も少なくありませんが、実際はやりがいを感じる瞬間がたくさんあり、非常に価値のある仕事だといえます。
介護職は夜勤が必須で長時間労働のイメージがありますが、実際にはさまざまな働き方ができるんです。たとえば、デイサービスのように日中のみ利用できる施設で働く職員は日勤メインで、夜勤はありません。体力に不安がある人も安心して働けますよ。また、24時間体制の特別養護老人ホームは日勤と夜勤のシフト制です。夜勤は人数も少ないため日勤に比べると1人ひとりにかかる負担が増えますが、その分、夜勤手当がつき年収がアップします。そのため、介護職の中には夜勤専従として月に10日ほど働き、残りの時間は自由に過ごすという人もいますよ。
正社員だけでなくパートタイムを採用している施設もたくさんあるので、子どもがいる人も働きやすいでしょう。時間や日程を柔軟に調整できる上、施設によっては夏休みや春休みは子どもを連れて勤務することもできるそうですよ。保育園が併設されている施設もあり、子育てと仕事が両立できるように環境が整っています。
安定していてリスクが低い
全国的に高齢化が進んでいることもあり、どの地域でも介護職が必要とされています。求人も豊富にあり、職を失うリスクも非常に低いです。移住先で新しく仕事を探す際も見つけやすいでしょう。
特に、専門的な資格を持っていればどの地域でも歓迎されるので、スムーズに転職先が見つかりますよ。働き方も、正社員、パートタイム、派遣、ダブルワークなど、自分のライフスタイルに合わせて選べます。
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